シンガポール リトル・インディア日記 2

Back|1|

'00.10.07

Serangoon Road。

左に見えるマンションみたいのがズジャオ・センターのビル。一階がテッカ・マーケットと呼ばれる市場になっています。2階はサリーやパンジャビ、おもちゃや鞄などのお店が犇めきあっていて見て廻るだけでも楽しい。

ちょうどDeepavaliのお祭りだったのでアーケードが作られていました。あちこちのお店でセールが行われていて、いつにも増して賑やか。
10時ころなんですが人はまばら。お店はこれから開店という感じ。
1月に来た時は改装工事中だったスリ・ヴィラマカリアマン寺院が綺麗お化粧直しされておりました。

お祭りなせいなのか、それとも朝だからなのかお祈りする人の多い事、多い事。ひっきりなしに人が出入りしてお祈りしていました。
Serangoon Roadは飾りつけられていて華やか。
ムスタファ・センターのSerangoon Roadを挟んだ向かい側に大きなテント村が出来ていて、中にはVCD屋さんやサリー屋などが軒を列ねていました。値段はその辺のお店と変わりなく、なんだかなぁ。この中のお店でmeena関連のCDやらVCDを買ったらHits of meena VOL2を出して来て「これは買わないのか?」と聞いて来たおやじ。「ごめんよー、それはさっきムスタファで買っちゃったんだよ」。
買い物を済ませて向かった先はGOLDEN SULTAN THEATRE。上映されていたのは「RHYTHM」。GOLDEN SULTAN THEATREへの行き方は簡単です。ムスタファ・センターの前のAlwi Roadをずんずん南へ向かって歩いて行ってVictoria Stを超えた先の左側にあります。手前にはPLAZA THEATREという映画館もあり紛らわしい。両方とも普通のビルで、4階が映画館になっていてタミル語映画を上映しています。大量にVCDのはいったムスタファ・センターの袋を持っていたので切符売りのおばさんに「ムスタファ・センターで何を買ったの?」と聞かれました。「タミル映画のVCDだ」と答えるとびっくりした顔をされて「いくら分買ったのか?」と。正直に「160ドル」と答えると呆れた顔をされました(笑)

なんとも味わいのあるチケット。

おじさんが手でびりびりっと半分に破きます。

切符売り場の脇には「RHYTHM」の写真が。

ポスターも。
映画館の中は、これまた味わいのある古さです。天井に穴も開いていて、シートは破けてたりします。でも、なんかいい感じ。チェンナイの古る目の映画館もこんな感じだしね。「RHYTHM」ですが、想像どおり良かったです。meenaさんはめずらしい銀行員役で、最初から最後までほぼ出ずっぱり。アルジュンとマニバンナムの会話が相当に面白いらしくインド人におお受け。アルジュンの父母の会話も受けていました。わたしはタミル語がわからないので何が面白いのかさっぱり判らず。ひとり悲しい思いをしてました。が、meena一家が映画館でムトゥを見て大笑いしているシーンがあってそこは笑えました。ラフマーンの美しい曲も良くて、映画が終わってからもしばらく頭から離れません。そうそう、映画館の中は相当に寒いです。外に出ると邪魔なだけだけれど上着は必需品です。

夜のSerangoon Road。

なんとライトアップされると動きます、中央の孔雀。羽が左右にゆれて首がこれまた右、左と。


Back|1|

※当ホームページの写真を許可無く転載・複写する事を禁止します。