南インド マドラス日記 1

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'99.09.25

ホテルでの朝食にも飽きたので、先日チャイを飲んだ食堂での朝食となりました。ホテルのトーストに付いてくる体に悪そうな真っ赤なジャム(と言うよりも水飴と言った方が正しいような気がする)も捨てがたいものがあったけど....。見た目は悪いが甘くておいしいのだ。さて、このカレーですがなかなかいけます。ただし、かなり辛いものもあるので味見をしながら食べましょう。インドでの食事は基本的にどれも辛いです。辛いものが苦手な人には辛いかもしれません。飲み物はコーヒーもチャイもかなり甘いです。砂糖たっぷりで底にジャリジャリと溜ってます。それからベジタリアンと言っても、油で揚げてあったりしてカロリー的には高そうなのでダイエットにはならないかもしれません。ちなみに、この日の朝、出産した時にちょっとお尻が熱かった事を報告しておきましょう(笑)。

朝市です。

国は違っても朝市の雰囲気はどこも一緒みたい。売られている野菜も、形はちょっと違うけど日本とそんなに変わって無いように見えました。

これは食器として使われるバナナの葉っぱです。この様に束にして売られておりました。

お寺です。

実物を目の前にすると圧倒されます。

周りはお土産もの屋さんが並んでいて多くの人が行き来してます。高級なお店の前には警備員が居て、客(身なりで判断しているようだ)の為にドアを開け閉めしてくれます。ここで、アルナーチャラムでキーワードとなる『数珠玉』をゲット。他に肩にかけるタオル(本当はなんと言うのだろう?)と、パジャマとして使えるよとクルターも購入しました。
続いてサリーを売っているお店やラジニ等の俳優のポスターを売っているお店に行く。インドでは映画スターのグッズを売っているお店と言うものは無いとの事で、ポスター屋(問屋)さんに連れて行ってもらった。駅の近くの入り組んだ路地にあり、かなり危ないところだと驚かされながら行ったからかもしれないが、今まで見て来た所とはかなり雰囲気が違う所で、店は間口が3メートルくらいで奥行きが6、7メートルくらいの狭さ。ここにほこりを被ったポスターが平積みされておりました。私はミーナのポスター2枚を買いましたが、2枚で3ルピー(約9円)という安さ。でも、ここで安いと言ってはいけません。安いという日本語は判るので、次回から値上がりしてしまうかもしれないのだそうです。嘘でも「高〜い」と言っておきましょう。
しこたまお土産も買い込んで、いよいよインドともお別れです。本当に充実した3日間でした。バイバイ マドラス。

こちらは買って来たサリーを乗り継ぎのシンガポール(チャンギ国際空港)で試しに着込んでみるの図。

結局、判らなくなりサリーを着たインド人のおばさんに教わってました。

インドの街には独特の匂いがあると思います。空港にも、ホテルにも、そして街角にも。最初は慣れないかな〜と思ったけど、とんでもない。今ではとても恋しい。町のざわめきや人であふれかえる道路、一日中鳴り止まないクラクションも懐かしい。絶対、絶対また行くぞ!待っていろ マドラス。

おしまい
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